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緩和ケアはどこで受けられる?

がん治療中の病院で緩和ケアを受ける

がん治療中の病院で緩和ケアを受ける

がん治療を受ける病院で、緩和ケアを一緒に受けられます。

まず、お身体のこと、お気持ちのこと、仕事や経済的なことなど、さまざまな困りごとはがん相談支援センターに相談できます。

また、より専門的な緩和ケアを受けるためには、緩和ケアチームによるサポートを受けられますので、主治医や看護師などの医療スタッフ、がん相談支援センターにて相談しましょう。

緩和ケアは、病院によって違いはありますが、がん診療に携わる医師、看護師、薬剤師、栄養士などがチームとなって、がん患者さんとその家族を支援します。

「緩和ケアチーム」の主な構成図

緩和ケアチームからのメッセージ

「緩和ケア」について考えるタイミングは、「早すぎる」ことも「遅すぎる」こともありません。「緩和ケア」について考えたくない時は、考えなくてもかまいません。人間は、体力や気力が減ると、考えることができなくなります。そんな時は、じっとしてエネルギーを蓄える時間が必要です。また、一人で抱え込まず、周囲の医療スタッフやご家族に相談ください。

緩和ケアスタッフ

緩和ケアのスタッフは、患者さんの悩みや不安について、一緒に考え、納得できる選択をするために支援していきたいと思っています。

がん相談支援センターや緩和ケアチームは、全国に453施設(2022年4月時点)あるがん診療連携拠点病院等にあります。がん相談支援センターでは、患者さんだけではなく、ご家族からの相談や、他の病院で治療されている患者さんからの相談も可能です。

知っててよかった緩和ケア

緩和ケアチームが不安解消!心と身体をサポートするがん患者の味方

令和4年度厚生労働省委託事業

コロナ禍における緩和ケア

【看護師にがん相談】誰でも相談できるがん相談支援センターの役割

がん治療の内容は複雑になっており、患者さんやご家族が簡単に理解できないことも少なくありません。しかし、がん治療を担う主治医は忙しいこともあり、なかなか時間をかけてお話を聞くことができないこともあります。「私はがんなのですか?」「これからどうなっていくのですか?」「治療内容がわかりません」そう言ったさまざまな悩みごとに対して、患者さんやご家族が気楽に相談することができるがん診療連携拠点病院には必ずがん相談支援センターが設置されています。兵庫県立がんセンターの看護師長で、がん相談支援センターを担当されている伊藤由美子先生に、がん相談支援センターの利用方法などお話を伺いました。

令和2年度厚生労働省委託事業

【医療連携・お金・仕事】緩和ケアにおけるソーシャルワーカーの役割

緩和ケアを必要としている患者さんや家族に対して、ソーシャルワーカーはどのような役割を果たしているのでしょうか。がん相談支援センターでは、緩和ケア病棟の利用や在宅医療についての相談だけでなく、がん治療中の経済的な困りから就労の問題まで、幅広く相談にのることができます。大阪南医療センターの萬谷和広先生にお話を伺いました。

令和2年度厚生労働省委託事業

【薬のことだけじゃない!】緩和ケアチームにおける薬剤師の役割

患者さんからはあまり見えないところで活躍する病院薬剤師。もともと薬のことを中心に、とても頼りになる職種ではありますが、緩和ケアを必要とする患者さんにとって、どのように利用すべきか、焼津市立総合病院薬剤科の小野田千晴 先生にお話を伺いました。

令和2年度厚生労働省委託事業

【がん患者からの声】痛みやつらさを医療者にうまく伝える方法

がん患者は、身体の痛みから心のつらさまで、さまざまな苦痛を抱えています。しかし、がん治療を担う主治医は忙しいこともあり、なかなか時間をかけてお話を聞くことができないこともあります。また、患者さんの中にはうまく自分のつらさを声に出せないという方も少なくないようです。この動画では、がん患者、そして遺族の立場として、全国がん患者団体連合会副理事長の松本陽子さんをお招きして、どのように自分の困りごとに対応していくべきかお話いただきました。

令和2年度厚生労働省委託事業